歴史・沿革
創業安土桃山。平戸藩御用窯を経て現在十五代に至る。三川内焼の特徴である繊細緻密な手描きをベースに献上品として描かれていた唐子など幅広い作品を手がけています。一般食器では形状・絵付けにおいて優しさを求め、業務用食器においては織部や釉裏紅など独自の商品を作っています。
こだわり・特徴
究極の三川内焼、世界に一個しかない器作りを目指しています。
オリジナルブランド「一葉」は土のぬくもりと手描きのあたたかさをコンセプトに古平戸の生地に草花模様をデザインしています。また、世界初、陶磁器製ジッポ専用ライターケースは嘉泉窯だけで作られています。
窯主からの一言
佐世保の豆粒紋土器に始まる1万年の陶磁器の歴史の中、三川内焼は江戸時代には世界最高の磁器を焼いたと、外国の文献においても紹介されています。
現在、瀬戸の陶祖神社で磁祖として祭られている加藤民吉氏も19世紀始めに藩命により三川内に移り住みその技法を広めました。日本初の取手付コーヒーカップやティーカップを作ったのも三川内焼です。
三川内を訪れて四百年の歴史の風に吹かれながら散策して下さい。