特別な人、
特別な時のための食事に
ふさわしい器。
江戸に始まり、明治時代に結実した、
工芸の美
 400 年の歴史をもつみかわち焼。当時は「平戸焼」と呼ばれ、江戸時代に平戸藩の藩主のための器や献上品をつくる「御ご 用よう窯がま」として、篤い保護のもと採算を度外視した繊細なやきものを数多く残しました。編み目のような「透かし彫り」、動物や植物の生命感を表す「手びねり」。明治維新後の明治から昭和初期には、これらの技術は高級食器や輸出用のカップ&ソーサーにその技は受け継がれていきます。光を通すような「薄づくり」「エッグシェル」は国外で高い評価を受け、「平戸焼」の名を高めました。国内においては、料亭や旅館、邸宅に食器が収められ、一時代の工芸を象徴したものでしたが、近年は長らく知る人ぞ知る存在になっていました。
 このたび、長く目に触れられていなかった食器を中心に、江戸時代から明治・大正・昭和、そして現代に続く工芸の粋を展示いたします。


染付秋草文皿
[そめつけあきくさもんざら]江戸時代中期
[佐世保市蔵]

嘉久正、みじん唐草文輪花鉢
[みじんからくさもんりんかばち]
明治末~大正時代

白磁棕櫚葉形皿
[はくじしゅろはがたさら]江戸時代(18 世紀)
[佐世保市蔵]

平戸嘉祥、黒呉須山水文鉢
[くろごずさんすいもんはち]
明治~大正時代

中里陽山、菊紋碗皿
[きくもんわんざら]
昭和時代初期

江戸・明治・昭和、高級食器を生み出した里
長崎 みかわち焼展
2016年1月20日(水)~2016年2月1日(月)
会場:渋谷ヒカリエ 8 階 8/CUBE1, 2, 3
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1
交通:東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。
東急東横線、JR 線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F 連絡通路で直結。
開館時間:11:00~20:00(最終日は17:00まで)
入場料:無料

「 みかわち焼めぐり in 渋谷ヒカリエ」
400年の歴史と伝統を誇る、みかわち焼の魅力とは!
鈴木裕子((株)イビソク技術部研究員、日本考古学協会員)┼ みかわち焼窯元
2016年1月24日[日] 13:00~/15:00~ 予約不要
展示されたみかわち焼の代表作品を紹介しながら、見どころや歴史を、窯元を交えて解説していきます。
【講師】 すずき・ゆうこ/江戸の遺跡(大名屋敷等)を専門として発掘調査。
東南アジアでの発掘も行う。共著に『陶磁器流通の考古学』(高志書院)ほか。

みかわち焼
1000趣1000枚の豆皿市
2016.1.20[水]─ 24[日]
丸皿と角皿の上に、唐子や宝づくしの古典文様に加え、
人気の鯨などの独自の絵柄が多種多様に登場いたします。
会場│渋谷ヒカリエ 8階 8/COURT
時間│11:00~20:00(最終日は17:00まで)

お問い合わせ
● 三川内陶磁器工業協同組合
TEL:0956- 30- 8311 FAX:0956- 30- 8312 E-MAIL:kumiai@mikawachi-utsuwa.net
● 長崎県産業労働部食品産業・産地振興室
〒850-8570 長崎市江戸町2 -13 TEL:095-895-2637